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ホセ ムヒカ氏が世界から賞賛された本当の理由! 世界で最も貧しく“豊か”なウルグアイ元大統領

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こんにちは! サーシー(Searcy)です!
とても有名なお方なので、もうすでに多くの方がご存知かとは思います。ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領です。
ホセムヒカ元大統領がリオ会議(地球環境の未来を全世界で議論する会議)で行ったスピーチは、全世界に衝撃を与え、多くの人々の記憶に残っていると思います。内容は極めてシンプルで非常にわかりやすいスピーチなのですが、本当に感動的で、何か心につっかえていた物が外れたような、そんな気持ちになります。
がしかし! 今まで感動的なスピーチを行った人なんか山ほどいます。
なぜそんなにホセムヒカ元大統領の「声」が全世界まで届き、全世界の人々の心に響いたのか。
彼の言葉を細かく紐解き、私たちが今、自身の人生に当てはめて考えなければいけないポイントをまとめてみました。

ホセ・ムヒカ元大統領のスピーチって?(Review!)


知らない人のために簡単にどのようなスピーチだったのか、知らない人はぜひご覧になってください!(引用元:Ichiroさん)

スピーチのテキスト全文←ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ:(翻訳:打村明さん)

改めて見てみていかがでしょうか。やはり彼の言うことは何か心に刺さります。

ホセムヒカ氏自身の存在や役割について(自分自身のこと)

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ホセムヒカ氏は自身の担うべき役割や自身の存在や努力が、世界にどのような影響を与えるのかをとても深く考えています。

国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現します(by Mujica)

彼は、当たり障りのないあるいは表面的な議題ではなく、本当に大切なことを素直な気持ちで問題提起していることをスピーチの冒頭で表明しています。

なんの変哲もない言葉のようですが、実はこれスピーチの枕詞としてはとても重要で、「誰に対して何のために、どのような気持ちで何を伝えようとしているのか」をしかも国際連合会議でしっかりと伝えるということが彼の意思の強さを感じさせますね。

私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来た、世界のあちこちまで原料を探し求める社会にした(by Mujica)

消費することや発展することは経済のメカニズムからすると一見良いことのようですが、マーケットエコノミーの子供たち、資本主義の子供たちについて、自分たちが作り上げたこの社会システムが将来的に継続していくことを問題提起しています。

たしかにこれから将来を生きていく子供たちが、今この地球で生活している私たちと同様に「競争するために消費する」ことを続けることは本質ではないことが理解できます。

我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではなく政治的な危機問題。この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません(by Mujica)

ここで彼は、色々な問題はあるけども本当の問題は「将来を生きる人々が安心して幸せに生きていける環境が整備できていない」つまりこれは政治的な問題だと論じています。

たしかに今私たちが生きている現代は、環境保全や地球温暖化問題、原子力発電など環境についての問題は少なくありません。もちろん人類が生きて行くために必要なものも多くあります。

しかし「自分の家族の安心や幸福を削ってまで必要なものは存在しない」というのがサーシーが思うところです。それを彼は当事者として主体的に首脳陣が導いていこうと語りかけているわけですね!

幸せな人、不幸な人がいることについて(第三者のこと)

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先進国であっても途上国であっても、その地その国に必ず幸福な人とそうでない人が存在します。そのことについて深く且つシンプルな言葉で表現しています。

人類は高価な商品やライフスタイルを維持するために毎月2倍働き、ローンを払っていつの間にか老人になり人生を放り投げている(by Mujica)

ホセムヒカ氏は大統領時代から給料の約90%を慈善団体に寄付し、友人から譲り受けたフォルクスワーゲンのビートルに乗り、官邸ではなく地方の農場で暮らしていました。

ゆえに「世界一貧しい大統領」と言われていたわけですが、彼は昔の賢明な方々の言葉を借りながら「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」と語っています。全くその通りだと思います。

持っていないことを恥とし、持っていることが優位とする。その価値観から色眼鏡で人や物事を見てしまう又は評価される人生が本当に幸せなのか、人が求めている人生なのか。とても考えさせらせます。(ちなみにサーシーは私物所有のためのローンはしない主義。笑)

労働時間短縮を勝ち取り6時間労働になった人たちは別の仕事をはじめ、結局は以前よりも長時間働いている(by Mujica)

働くことを自分の人生にどう位置づけるのか、とても重要ですね。生きるために働くのか、働きたいから働くのか、何のために働くのか、働くとはどういうことなのか、サーシーもとても考えさせられます。自分の短い人生の中で働く意味を一人ひとりが正しく理解する必要ってありますよね。(サーシーの課題でもあります!)

技術革新が何をもたらすかについて(共存共栄な議論)

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技術革新、大切ですよね。技術革新がなければ今の日本の経済発展もなかったわけで。。ただ彼は技術革新を批判しているわけではありません。

富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのか(by Mujica)

ホセムヒカ氏は消費社会の中心部となる一部の富裕層を「傲慢な消費」と表現し、その傲慢な消費行動を全世界中の人が実行した場合地球の資源は破綻するという、極端なようで極めて現実的でシンプルな疑問を呈しています。

たしかに資源は有限!70億人のほんの一部の先進国や新興国の人の資源を消費するだけで環境問題に大きな悪影響を及ぼしているのも事実です。また「傲慢な消費」とは「本来は不要な消費」が含まれている消費。急に消費が落ちれば経済的ダメージを受けてしまうのは明らかですが、有限資源と人類生命のバランスや、その中での生産や消費の在り方など将来のためにも変えていかないといけないわけですね。。

残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのか(by Mujica)

ホセムヒカ氏は「残酷な競争」と「みんなで世界を良くしていこう」の相反する矛盾に対してシンプルに疑問を呈しています。たしかに私たちは生きていくために多かれ少なかれ何かと戦いながら、競争しながら生活しています。

もしかしたらそれは「本音と建前」や「自分事と他人事」をうまく誤魔化しながら生活しているのかもしれません。自分たちの幸福が奪われそうになり窮地に陥り究極の選択を迫られたとき、相反する立場にいる者同士は自分たちの立場によって、間違いなく正反対の選択をするでしょう。

世界中の人が全く同じ境遇で生活をするということは難しいけど、同じ方向を向いて生きることの大切さを改めて感じさせされます。

非合理・不条理な社会システムについて(事の真意とは)

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経済のメカニズムとは、需要曲線と供給曲線の交点で価格と生産量が決定される消費メカニズムのように、あるいは独占市場だけではなく競争市場においても合理的な勝ち負けと消費者行動があるように、すべてにおいて合理的だと思いがちなんですが。。

10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいる人がもっと「働くため、もっと売るため」に「使い捨ての社会」を続けなければならない(by Mujica)

この言葉こそ今の現代社会をうまく表現した言葉であると感じますし、今までホセムヒカ氏が語ってきたことが集約されているようにも思えます。

つまり傲慢な消費だけが問題ではなく「完全に自分都合で人に消費させるシステム」なんか作ってる場合じゃねえぞと。極めて非合理であり、極めて不条理なことが、普通にまかり通っている社会だということが分かります。

人類・人生の本質について(全世界の人々の生きる目的)

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難しいですね。人類や人生の本質ってなんなんでしょうね。いかにサーシーが表面的なものだけにとらわれて生きてきたかがわかります(涙)

私たちは発展するために生まれてきているわけではない。幸せになるためにこの地球にやってきた(by Mujica)

この世に生を授かり、「人生、発展してやるぜ!」って思い産まれてきた人は誰一人いません(笑)。産まれてすぐは分からないかもしれませんが、産まれてきた世界がどんな世界だろうと家族から愛され、愛する人に守られ、大切な人を守り、人生の意味とは幸せになることだと誰しもが人生の途中で気付き始めると思うのです。

失敗することや人に迷惑をかけてしまうことも生きていればありますが、もっと広義の意味で人は何をするにしても「幸福になる」というのが全ての判断基準、行動基準になっているはずです。(もちろん今できることの範囲に限られますが)当たり前のことですが、当たり前にちゃんと考えないといけないことですね。

発展は幸福を阻害するものであってはいけない。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはならない(by Mujica)

ある人は言います。「現代のエネルギーシステムにより地球は最大のリスクを負う羽目になった」、またある人は言います。「新興国のモータリゼーションの急速な発展は事故死や健康被害の増加をもたらす」、またある人はこう言います。「国際紛争、あらゆる戦争や国家同士の争いの一番の原因はグローバリゼーションである」と。

発展を遂げ生活が便利になることはとても良いことだと思います。ただしそれは必ずしも良いことばかりではないという事実と「人類における発展の価値」を私たちは強く認識する必要があるようです。

環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素である(by Mujica)

この言葉は今までホセムヒカ氏が述べてきた言葉とは異なる視点で語っているように感じます。今まで彼は無意味な競争や傲慢な消費、またその消費を促す自己都合の生産に疑問を呈し、本来あるべき人類の社会システムを作ることが重要だと論じてきました。

しかしここで、「戦うのであれば」という言葉で表現していますね。これは、何かと戦わなければいけない時がくるかもしれないが、「何のために、何と戦うのか」が大切だということを伝えたかったのだと思います。

何のために戦うか、それは人類の幸福のためが絶対であり、何と戦うか、相手は今は分からないけど相手を見誤ってはいけない、本質をきちんと見据えなければいけない、ということが伝わります。

最後に

いかがでしたか?
ホセムヒカ氏は自身が身を持って様々な体験をしたことが彼の想いや言葉になったのだと推察します。

ホセムヒカ氏は自分たちの生活を守るために過激派組織に所属している時代は拳銃で6回ほど撃たれ、14年間刑務所に入ったこともありました。大統領になってからは、妊娠中絶や同性婚を合法化し、生活や健康面において社会政策のバックアップを行ってきました。また世界で初めて大麻(マリファナ)を合法化しました。犯罪を防止し、麻薬組織の資金源を断ち、さらに税収アップという政策を実現しました。(のちにノーベル平和賞候補なった)

また以上の言葉をご自身の環境に当てはめてみるとどうでしょうか。

自分自身のこと、第三者のこと、技術革新や発展するということ、不合理や不条理なシステムが存在するということ、人生の本質を見つめるということ、現代社会を生きる上で、企業や組織、家族や友人など様々な視点で照らし合わせることで、生きるヒントになるのではないでしょうか。

サーシーも改めていろいろと考えてみることにします!

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